あけまして(2024/1/2)
年が明けただけで「おめでとうございます」と云い難い新年となってしまいました。
自然災害に暦は関係がないですね。そして、被災地への物資運搬機の二次災害というやるせない事故。
世界での争いも続く中で、穏やかな、寿ぐ新春のよろこびが霞みます。
首を垂れ、時の過ぎゆくのを眺めるのでしょうか。
厳かな気持ちにならざるを得ないのですが、久しぶりに家族全員が揃う食事は、それはそれで、じんわりと心が暖かくなります。この小さな幸せは、それはそれで、ありがたく、噛みしめるのでしょう。
年々思います。これまで役に立っていない己が、今年こそは何かを成すことができるのでしょうか。
何もしていない訳ではないのですが、何にもなっていないのが現実でして、身体と心の衰えを感じながら、それでも「今年こそは」と鼓舞してみたりするのです。
半ばあきらめの境地だからこそ、正しい道に、もう一歩を刻む大事を思います。
「成すか成さんかは不知」。結果が全ての現世にあっても、信じた道しか歩めません。
精一杯のカラ元気で、本年も颯爽と一歩を踏み出しましょう。