おめでとう(2023/8/29)
大切な友人の息子です。産まれた時から良く知っているこの新郎も含めて、友人の一家はすべて大切な人です。
コロナ禍と海外赴任のため、披露の宴が延期されていましたが、この週末、南の島でのパーティーに参加してきました。
もちろん、祝福するために駆け付けた訳ですが、もう一つ大事な役目がありました。
私の大切な友人は4年前に突然亡くなったのです。
私は、このハレの日の感動をしっかりと心に刻み、いつか、あっちに行った時に友に語らねばならないのです。
優しさと喜びが満ちた、素敵なパーティーでした。感動し、感激し、感謝しました。情けないことに、スピーチでは、声を詰まらせ、思わず涙ぐんでしまいました。最近、ホントに涙もろいです。涙腺って経年劣化しますよね。
けど、うれしかったのです。あいつが居たら、どれだけ喜んだでしょう。それを想うだけで涙が出てしまうのです。あいつは、息子のことが大好きでした。そして、息子も親父のことが大好きでした。新郎は、親父に似て優しい男になりました。きっと、自分が育ったような幸せな家庭を築いていくでしょう。新しく迎えるお嫁さんも含めて、これからも友人一家のことを見守っていきます。
「まだ、この世でやることがあるので、もうちょっと、待っといてくれ。そう長くは待たせないから。そっちに行ったら、いーっぱい、おまえの家族の話をしてやるからな」