自動運転ショック走る ウーバー、米で死亡事故(2018/3/21日経15面)
ウーバーテクノロジーズの自動運転車が18日、歩行者を死亡させる事故を起こした。
事故は18日夜10時ごろ、米アリゾナ州フェニックス近郊のテンピで49歳の女性が歩道から外れた車道を渡っていたところで起きた。
車両は時速64㎞以下で自動走行していたとみられ、衝突前に減速した形跡はなかった。現地警察は歩行者の急な飛び出しが原因で、人間の運転でも避けられなかった可能性が高いと見ている、とのこと。
自動運転車が事故を起こさないのであれば、それは交通や移動機器の歴史の中で天地を揺るがす凄いコトです。その凄いコトを漠然と期待しちゃっています。
新しい技術は期待で成長するものですし、技術というモノは直ぐに高みを目指して進化してしまうようです。
一般道での自家用を前提とした利用はとてもハードルが高いです。
日本で考えるのなら、ただ走る実験ではなく、日々の営みに組み込む実用の実験を多く踏まえて欲しいです。商用トラックの高速道路限定からです。
そして、人も新たな学びが必要です。Yは不規則に流れるベルトコンベアを横断する勇気はありません。一般道がベルトコンベア化するのなら、横断歩道と信号は大事です。小学生に戻って交通法規の学び直しです。
優れた技術もヒトや社会に貢献してこそ意味があるのですから、実態面での運用に重きをおいた検討が進むといいですね。不幸な事故ですが、自動運転技術は、苦難を乗り越えていかねばならないのです。