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トラックドライバーAKIRA

トラックドライバーAKIRA 第30話

〜4日目〜

はあ、、、。

相変わらず何も思いつかねぇ・・・。

 

とりあえずできたのが・・・・

 

こんなん提出したら、即破門だな・・・。

 

 

伝九郎や満腹の木彫りを超えないと、

トラックドライバーをやめてもらうって言ってたけど、、

 

・・・そもそも、最近トラック全然乗ってねぇよ・・・。

 

修行、修行ばっかりで、

いつのまにか、矛(ほこ)さばきがめちゃくちゃ上手になってたし・・・・。

 

だめだ・・・。だんだんネガティブになってきた・・・

 

こんな時は・・・・瞑想だ!

 

 

・・・・・

・・・・

・・

 

そもそも、俺、なんでここにいるんだっけ・・・。

こんなことがあって・・・

 

こんなことがあって、

こんなことがあって・・・・・・。

 

 

・・・・めちゃくちゃだな。

 

よく考えると、

俺って、流されてばっかりじゃないか・・・・。

 

トラックドライバーを始めたのも、

高校を卒業して、先代の社長に拾われたのがきっかけだったし。

 

 

わけわからんうちに、

トラック乗って・・・・。

 

でも、、、、

 

初めてトラック乗った時・・・。

 

先代の社長がいなくなってから、

会社には嫌な奴が増えたけど・・・

 

こんな俺だって、社会とつながってると思えた仕事なんだよな。

 

 

・・・・ただ流されてるだけじゃないよな。。。

 

 

「いつかは、俺だって・・・・」

そう思ってトラックに乗ってたんだ。

 

 

頑張るとしたら、今なんだ!!

 

今のこの気持ちを、彫るんだ!!!!

 

 

うわああああああ!!

 

 

 

 

~そして最終日・・・・~

 

運行「時間か・・・・・・。」

 

 

 

(7日間・・・ほとんどの者が音をあげた。)

 

(だが、よく頑張った・・・・)

 

「あ奴の作品が、楽しみじゃ・・・・。」

 

 

「・・・ん?」

 

 

はっ・・・・・・

 

 

ハウア!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

第31話へつづく