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気候変動の対応企業情報開を (2019/10/9日経7面)

 

政府は、地球温暖化など気候変動が企業業績に及ぼす影響の分析・開示を求める「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」サミットを開いた。

 

投資家が企業の気候変動への対応力を評価する際の指針も公表した。世界の金融市場が環境・社会・企業統治(ESG)を重視するなか「見える化」を推進し、中長期の投資マネーを呼び込む。

 

サミットでは、投資家が「もの言う株主」として、企業の気候変動への対応に積極的に関与すべきだとの意見が相次いだ、とのこと。

 

 

お金の力で、企業が、気候変動に耐えるようにしたり、環境に悪い活動をやめるよう、リードしていこう!ということでしょうか。

 

お金の力って、どんどん強くなってきましたね。お金が世界の王様みたいに思えるときがあります。

 

環境に良いことは大事だと思いますし、地球はいつまでも美しくあって欲しいと思います。その為に出来ることは身の回りに沢山あります。20分以内だったら歩く、食べ残しはしない、3フロア以内は階段で、不要な電気は消しまくる、などなど。

 

ですが、利便のため、時間短縮のため、自分の都合のため、ヒトは、さまざまな理由で環境に良くない行動を積み重ねます。そして、その行動こそが消費活動に直結している訳で、企業はこの消費を喚起したい訳です。

 

投資家は、企業が儲け、その価値を増やしてもらわなくてはならないのです。これって、成り立つのでしょうか。とても難しいことなので、お金の力でリードしようということなのでしょうか。

 

一生懸命働くトラックドライバーを応援するG.comには難しい課題ですが、お金ってそんなに偉いのかなぁ。