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G.works漫画マニュアル

トラックドライバーAKIRA 第62話

キーンコーンカーンコーン。

 

ジジイ:「それでは、集会をはじめます。」

 

 

ジジイ:「お前ら、アレは持ってきたか?」

 

四人:「は、はい・・。」

 

ジジイ:「うん。ようやくその袋とじを開ける時が来た。開発を続けてきた新アプリがリリースされたんだ。とりあえず開けてみろ。」

 

ピリピリ。

 

 

珍一:「じ・・・・」

AKIRA:「G.works(じーわーくす)・・・!?(袋とじこれだけ!?)」

 

 

ジジイ:「うん。今日はこのG.worksについて説明していくぞ。」

 

ジジイ:「まずは、かんたんな仕組みからだな。」

 

ピッ。

 

ジジイ:「G.worksは一言でいうと、「たのむ=荷主、荷物」「はこぶ=トラック」”直接”つなげるマッチングアプリじゃ。直接っつーのは、中に人が入らない(中間マージンが発生しない)仕組みってことだな。」

 

水木:「つまり、安いってことですか?」

 

ジジイ:「そういうこっちゃ。でも、安いっていうより、”余計なもんが無い”っていうほうが正しいかな。直接つながることで、「たのむ」は適正価格で配送を依頼することが出来る。一方、「はこぶ」にとっても、中間マージンが無い、いい仕事を見つけることができる。」

 

 

珍一:「直接つながることで、荷物を出すほうと運ぶほう、どっちにもメリットがあるんですね。」

 

ジジイ:「うむ。具体的にいうと、G.works上で取引が成立したとき発生する利用料は、運送会社は¥0、荷主が成約価格の2.5%。G.worksに参加登録する際に保証金が必要だが、これは退会するときに返金される。これだけじゃ。」

 

AKIRA:「荷物を運ぶほうは¥0で使えるのか。」

 

吉五郎:「ハイ!」

 

ジジイ:「(ビクッ!!)・・・ア、アホ!!声がでかいわ!!」

 

吉五郎:「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又でして・・・。」

 

ジジイ:「それがどうした。」

 

吉五郎:「”システム”とか”IT”とか聞くだけで、鳥肌が立つんでごぜえやす。」

 

 

ジジイ:「・・・まあ、そうだろうな。”結局、電話が一番早い”ってのは物流あるあるだが・・・安心せい。このアプリは物流屋さんと一緒に作ったアプリなんだ。」

 

ジジイ:「なるべくシンプルに、超かんたんに扱えるよう作っている。」

 

吉五郎:「はぁ・・・。」

 

ジジイ:「まあ、実際に触ってみるのが一番だな。」

 

ジジイ:「その前に、G.worksの基本的な考え方である「たのむ」と「はこぶ」について説明しよう。」