ジンギスカン （2025/7/29）

毎夏の恒例行事になってきました。千歳で食べるジンギスカンです。

仕事や家族や人生、なんてモノは全くないのです。

はしゃぐでもなく、黙り込むでもないのですが、思い返すといったい何の話をしていたのでしょうか？まったく思い出せない程の空気のような当たり前の仲間です。

もう35年ほどになります。私だけが会社を離れましたが、今も変わらず仲間に入れてもらっています。

皆それぞれに顔を合わすのが久しぶりというか、去年のこの会から合っていない人もいるのですが、家に帰ってきたかのような顔でくつろいでいます。

そして、なぜか出会った頃のような旺盛な食欲を発揮するのです。

無理に食べている訳ではないのですが、この4人で食べる夏のジンギスカンは美味しいのです。

ワシワシ、ワシワシ。ゴクゴク、ゴクゴク。また、ワシワシ、ゴクゴク。

話す内容とは関係なく、「充実してそうだなぁ」とか、「厳しい仕事を担っているんだなぁ」とか、表情や雰囲気で察することができます。

私は、どんな顔をしているんでしょう？心ばかりに皆が優しいのは「こいつ、弱っているんじゃね？」と思われているのでしょうか？

にこやかさや、爽やかさって、つくれるモノじゃないです。毎日の働きや暮らしがつくるモノですよね。

俺だって毎日丁寧に生きています。

でも、足りていないのかも知れませんね。

来年はもっと良い顔で笑えるよう、もっともっと丁寧に生きていきます。