見えてきたトラックドライバー(2023/12/19)
本当は12月20日に書いています。昨日も新幹線に乗っていまして、その中で書くつもりではいたのです。ですが、コロリと忘れてしまって本読んでいたら着いちゃいました。
今朝、新聞を読んでいますと気になる記事がいくつかありました。ときどき、こういう日がありますね。
コレについて書いておかなきゃ、と思った記事は、日経新聞42面にあります。
「送料無料表示、自主対応に」ですが、記事の内容は大したコトではありません。
規制には至らなかった、というモノですが、大きな一歩であったように思います。2024年問題がなければ、黙殺されていた動きです。
社会的な背景は、社会的なインフラとしての物流網、そして、それを支えるトラックドライバーに光を当てようとしているように思います。
産業や暮らしを支える底辺にいる物流は、その存在自体が着目されようとしています。
良いコトです。ですが、やっぱり「運んで当たり前」や「物流は商流の従物」という本質は変わりません。
変わらなくてはいけないのは、「無料=無価値の仕事という認識」ではないでしょうか。底辺を支える「縁の下の力持ち」のつもりが、無価値の透明人間になってしまっては、やる気も遣り甲斐も薄れてしまいます。
2024年問題、頼む人も、運ぶ人も、賢くなって、うまく乗り越えていきたいです。
物流網は社会インフラですから。