10兆円(2023/10/31)
日経新聞の1面に「物流クライシス」の記事がありました。よく読んでも理解できないことに驚きました。2024年問題で13%のモノが運べなくなるそうです。そして、物流の停滞のよる需要減で、GDPが10兆円押し下げられる、って書いています。
私は、素直に10兆円に驚くのです。トラックドライバーが運んできたモノを、今まで通りに運べないことで10兆円ですか?日本の消費者は必要不可欠ではないモノを10兆円も買っていたのでしょうか?
全国のトラックドライバーが80万人だとすれば、1人当たり1,250万円です。
そんなコトありますかね?年収を遥かに超える影響じゃないですか。だったら、働いた方が良いのではないでしょうか。1,250万円の半分もらえるなら、今まで通りの働き方で文句言うトラックドライバーはいないと思います。それに、その賃金であれば新たな担い手も出てくるのではないでしょうか。
そんな簡単な話ではないのでしょうが、そもそも誰が今の働き方、特に労働時間に対して文句を言っていたのでしたっけ?むしろ、「もっと仕事が欲しい」という声が多かったと思います。
「働き方改革」、これって合っていますか?