おだやかな(2023/1/3)
東京の自宅で新年を迎えたのは生まれて初めてです。今までは、殆ど実家の神戸での正月でしたので、賑やかで、何かと慌ただしいのが年末年始でした。宮崎で働く息子、太朗の予定などを考え、老いた母が「今年は家族水入らず、東京でゆっくりしたら」と言ってくれました。
困ったコトは、私の寝ている部屋を太朗に返さなくてはなりません。少し考えて、テラスにテントを張ることにしました。実はテントで寝るのが大好きです。一畳タイプのホットカーペットも引き込み、氷点下対応の寝袋に、新たに買ったフワフワの毛布も。
のんびりと時が過ぎます。ゴソゴソと仕事に関する雑事はしながらですが、差し迫った事態はありません。早寝早起きの基本は崩しませんが、これにリビングでの昼寝も加わります。床暖房って、どうして、こんなに気持ちがいいのでしょう。冬はヌクヌクが良いですね。
おだやかなお正月、とても気に入りました。この極楽もあと一日で終わるのですが、それもまた良しですね。しっかり充電できましたので、キリキリ働くのも楽しみです。心に余裕があるって贅沢なコトです。
それにしても母親というのは、何時まで経ってもありがたいです。私ども家族の事情も考えて、こんな素敵なお正月にしてくれました。
母上、ありがとうございます。どうぞ、本年も、お元気にお過ごしください。