ギグワーカー、米で急増 ウーバー運転手500万人(2022/8/04日経14)
ライドシェアなどのアプリを介して単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」が急増している。歴史的なインフレに伴ってサービス料が上昇し、働き手への配分が増えているためだ。
ウーバーテクノロジーズで働く人々は1年前に比べて31%増えて500万人近くに達し、過去最多となった。「ライドシェアに専念する運転手は1時間あたり37㌦(約4900円)を稼いでいる」、とのこと。
アメリカでの時給は日本の倍、20㌦以上になっているとのことです。単発の仕事を上手くつなぎ合わせて37㌦=4,900円はうなずける金額です。
ですが、労働単価の基準が違うとはいえ、日本の運輸業界から見れば、うらやましい稼ぎです。そして、日本は安すぎますね。ドライバーという職が外国人に対して充分に解放されたとしても、これだけの差があるのなら日本で働く人はいませんね。
改めて、先進国最安と言われる日本の現状は危険です。ワンコインで牛丼が食べられる日本は居心地が良いのですが、モノの値というのは正当でないと世の中が歪みます。
この国は、20年以上の経済停滞期に不当に安いモノやサービスがこびりついてしまったようです。急には変えられませんので、少しずつ、安い心地良さから離れる時がきたのですね。
うーん、でも、1000円の牛丼、2000円のラーメンには抵抗しちゃいそうです。。。