住宅販売にメタバース住友不動産、全物件を「内見」（2022/8/01日経1）

住友不動産は仮想空間「メタバース」で新築分譲マンションの販売を始める。不動産大手では初の動き。オンラインで契約に結び付ける。地方や海外在住者など遠距離の需要も取り込む。

メタバースを使ったビジネスがゲームや小売りから不動産など高額商品に広がってきた、とのこと。

仮想空間は仮想現実とは違うのでしょう。今回のコレは仮想現物とでもいうのでしょうか。電脳世界の中で現実や現物を体感できるのが仮想現実。現実ではない空間を使った体験をさせるのが仮想空間だと思っています。

記事にありますが、アバターを使った購入の相談や、セミナーへの参加などを予定しているようで、こっちは仮想空間だと思います。伝三郎商会では、かなり前から定例会議をメタバース会議室で行っています。会議への没入感はZoomとは別物です。情報共有のやり方も幾種類かがありますが、普通の対面会議よりもしっかりと多人数で対話することが出来ます。

また、効用として「アバターだと優しい人になるね」と云われます。見た目も大事ですね。個人的にメタバースはCommunity（共同体）やCommunication（伝達し合うコト）を進化させる力があると感じています。

思えば、Communityと.Communicationの弱さや不足が、齟齬や歪みとなっているコトがとても多いように思います。メタバースが世の中に浸透する時、世界が平和に近づくといいですね。