ワークマンEC宅配全廃　店舗受け取り一本化　（2022/4/27日経17）

ワークマンは、5年以内にECで宅配を全廃し、店頭受け取りのみにする。梱包・発送作業が不要でコストが大幅に下がり、来店によるついで買いも見込める。現状でも送料がかからない店頭受け取りの比率は高く、顧客にも受け入れられると判断した。

速く安くの配達競争に背を向け、店舗網を生かした「宅配なきEC」に踏み込む、とのこと。

カッコ良いですね。コストも小さくなり、返品率も1/10だそうです。もちろん、様々な条件が揃ったから出来るコトなのでしょうが、商いに忠実な姿勢が素敵です。

同じ紙面に米国での事情についての記事があります。米国では「BOPIS（ボピス）Buy Online Pickup in Store」というらしいです。エリアが広大で宅配コストが高い米国では浸透が早かったそうです。我が国でもドンドン流行って欲しいですね。

大きな集合マンションに住んでいますと棟内配送を一斉に済ますため、インターホンが鳴ってから30分たって配送員が現れることもあります。便利なようで不便でもあります。時間のある夜間などに、じっくりネットでお買い物、引き取りは休日など日中に時間のある時に自分の都合に合わせて、というのは合理的ですね。それが物流危機を遠ざけ、ムダな配送を減らし、環境負荷も軽減するのなら素晴らしいです。

ワークマン、カッコ良いです。