独立への道 第4歩「運行管理者試験」
こんにちは。G.supportの森です。
運送会社の運営にとって、核となるのが「運行管理業務」です。安全運行のために運送会社が守らなければいけないルールはたくさんあります。
特に、トラックドライバーだけで独立を目指す足立Gは、1人1人がドライバーであり経営者です。事業者の立場として、より深い安全管理への理解と実践が必要です。そのため、「全員、運行管理者試験の受験を必須」としています。
運行管理者試験とは?
運送会社が守らなければいけないルールを体系的に学ぶことが出来るのが、「運行管理者試験」です。出題分野は下記の5分野です。
- 貨物事業者運送事業法関係
- 道路運送車両法関係
- 道路交通法関係
- 労働基準法関係
- その他実務上の知識及び能力
(合格率は2020年(令和2年度)第1回の試験で、30.7%です。)
足立Gドライバーの勉強方法
足立Gメンバーは資格試験に縁がなかったドライバーが多いですが、今のところ、なんと5人中4人が合格しています!
そこで、合格したドライバーに勉強方法の秘訣を聞いてみました。
①過去問をひたすらやり、間違えた箇所を覚えるまで復習する。
②運行管理者試験アプリを荷待ち時間にやる。
③信号待ちの時間で過去問1問解く。
④講習に参加する。
やはり過去問を繰り返しやるのが王道のようです。皆、仕事をしながら隙間時間を見つけて頑張っていました。
全員受験の効果
ただ単に、知識が深まったというだけでなく、こんな効果が出てきました。
・仕事の理解度が深まる。
拘束時間管理や、運転時間管理、点呼や点検、毎月やっている安全教育など、「なぜこれが必要なのか」が分かり、日々の業務への理解が深まり、安全に対する意識が高まった。
・ドライバー相互でルールを守る仕組みができた。
5人全員が運行管理者試験を受験することによって、だれか一人が管理するのではなく、全員でルールを守るという意識ができた。運行管理上、怪しいと思ったら全員で話し合い、改善する環境ができた。
・仕事へのプライド
私(森)がドライバー達を見ていて思った事ですが、自分の仕事に対してのプライドが生まれたように思います。あと、「俺は他のドライバーと違うんでい!」っていうプライドも。いいことですね。
今週の一枚
雨も滴るいい車!愛車はいつもピカピカ!(マルイ)