農家の直売所テコ入れ　農業総合研究所（2021/6/2日経13）

農業スタートアップで国内初の株式上場。青果物の委託販売は伸び悩み、株価は上場来高値より5割安い。

主力事業のテコ入れと次の収益源育成は急務だ。スーパーマーケットの一角で「農家の直売所」と名付けられた売り場に野菜や果物が並ぶ。登録した生産者は農業総研の提携スーパーから売りたい店舗を自由に選び、販売価格も決められる。

政府が「強い農業」を掲げて規制緩和を進め、農業総研のビジネスモデルが注目を集めた。あれから5年。「直売所」に続く新事業の育成を急ぎ、規模の拡大と収益性の両立が不可欠だ、とのこと。

上場って、シンドイですね。グラフの右の一番上の隅をめがけてヒタ走ることを約束することが上場です。素晴らしいビジネスモデルですが、基にあるのは農業です。自然相手で豊作不作もありますよね。その農業と共にいる企業が右上向いて走り続けるのでしょうか。

株式上場以外に資金を集める手立てはなかったのですかね。農家は身近にないのですが、大好きなごはん屋さんには、大流行りして欲しくないし、不要な挑戦はせずに、いつまでもあの味を守っていって欲しいと願っています。むしろ、右上は見ないで欲しいですね。

運送屋はどうでしょう。「きっちり、しっかり、安全に」は、右上に勝るでしょう。右上見ないとダメなのかなぁ。。。