日本から渡航「陰性」義務　中国PCRと抗体検査で（2020/11/04 日経3）

中国大使館は日本から中国へ渡航する全員に新型コロナウイルスのPCR検査と抗体検査の両方で陰性であることを義務づけると発表した。

中国への直行便に乗る2日以内に指定された検査機関で両検査を受け、ともに陰性であることを証明して搭乗する必要がある、検査結果の偽造が発見された場合「法律に基づいて関係者の法的責任を厳しく追及する」、とのこと。

現状に、抗体検査を追加するという話だと思います。だとすると14日の隔離はそのままですね。PCR検査では、偽陰性があるそうです。

確かに国や場所によっては検査の質に違いがあるようです。入国を拒む側からしますと、偽陰性はやっかいですが、渡航する側からいいますと偽陽性もたまったモンじゃありません。検査の精度は地球全体であがっていって欲しいですね。

それにしても、なんだか厳めしい表現です。「法律に基づいて法的責任を厳しく追及する」というのは、中国の法律ですよね。その条文になんと書いてあるのか知りませんが、その上で厳しく追及されるのであれば、恐くて渡航する気にはなれないです。

そもそも検査結果の偽造は誰がどうやって行うというのでしょうか。そして、その可能性を気にしなければならない状況なのでしょうか。しばらくは渡航する機会がないことを祈ります。