米司法省、グーグル提訴 独禁法違「検索で競争阻害」(2020/10/21日経1)
米司法省は、反トラスト法(独占禁止法)違反で米グーグルを提訴した。
ネット検索市場での圧倒的な支配力を利用し、自社サービスを優遇する契約をスマートフォンメーカーなどと結ぶなど競争を阻害した疑いがあるとした。
司法省は「ネット検索・広告市場で競争を妨げる排他的な行為を通じて違法に独占を維持しようとした」とし、こうした行為を見直すよう求めた、とのこと。
今日も、物流関連の記事が見つけられませんでした。「グーグルが反論」という記事もありました。「人々は強制されたからでも他の選択肢がないからでもなく、自ら選んでグーグルを利用している」とのこと。
そうですよね。ずっとGoogleを使っていますが、この反論の範囲では、その通りだと思います。巨大情報企業がどんどん進化していくのが怖いのも解りますが、司法省が訴えるというのは尋常ではない事態ですね。
「デジタル市場でいかに公正な競争を確保するかが法廷で争われる」ということですが、「公正」というのは進化が著しい分野で判断がつくのでしょうか。私の生活にもGoogleは身近にありますが、利便の恩恵を受けるばかりで、何かを歪められているように感じたことはありません。
そんな呑気な話ではないのでしょうか。でも問題の本質が遠くにあるように感じます。なにか世界においてけぼりにされた気分です。