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Gのコラム 179

宇宙ごみ除去へ 55億円を調達(2020/10/14 日経15)

 

宇宙ごみ(デブリ)除去技術のアストロスケールホールディングスは、独立系データセンターなどから約55億円を調達した。デブリ除去衛星の商用化に向けた開発設備の投資や人材の採用に充てる。

 

アストロスケールは小型衛星についた磁石やアームでデブリを捕まえたあと、地球に向けて高度を下げ、そのまま大気圏に突入してデブリを熱で溶かす技術を開発する。

 

デブリは使用済みの人工衛星や打ち上げたロケットの残骸などを指す。デブリの数は宇宙空間に約2万3千個に達するとされている、とのこと。

 

 

デブリは宇宙ゴミ。放置し過ぎて、人工衛星や有人宇宙船、国際宇宙ステーションへの衝突などの問題が深刻になってきたそうです。

 

ゴミといっても物凄いスピードで移動する金属等です。映画で見たことありませんか?直系10cm以上のデブリは監視されており、軌道が解っているため避けることができるそうです。

 

1cm以下のデブリはバンパーでダメージが軽減できるそうです。しかし、その間のデブリへの有効な対処は難しいそうです。宇宙ならゴミを捨てても良いんじゃね?って、思ってしまったのですね。山でも、海でも、宇宙でも、ゴミは捨ててはいけないのです。

 

デブリを回収するのも静脈物流というのでしょうか。静脈物流はお金にならないモノですが、宇宙ゴミになるとそれも商売になるのですね。誰がどうやって費用を分担するのかも気になりますが、まずはゴミを捨てない暮らしや考えを学ばないといけませんね。