ヤマト、メール便委託　日本郵便に、一部地域で（2020/10/7日経12）

ヤマト運輸は、書類などを運ぶメール便の配達の一部を日本郵便に委託すると発表した。

インターネット広告の普及でカタログ向けなどの需要が落ちるメール便と対照的に、宅配便は新型コロナウイルスの影響でECによる輸送が伸びている。

配達人員やトラックを宅配便に集中させる。ヤマト運輸は都道府県レベルの広域配送を他社に委ねるのは初めて。

ヤマト運輸のメール便は10年に4割超のシェアを占めるなど、日本郵便と市場を二分していた、とのこと。

日本全国津々浦々に郵便を届ける公的な機関であった日本郵便と民間事業では組成が違います。長い歴史にさまざまなドラマがあったようですが、自然な流れに行きついた感じもします。

ヤマトが巨大なモノに戦いを挑むさまはカッコ良かったですし、その結果として、この国の物流インフラに目覚ましい進化発展を誘ってくれました。そして、今回の日本の物流をけん引する2社が、得手と不得手の交換することは、まことに素晴らしいインフラ事業の在り方だと感心しています。

物流インフラ網の最適活用をみんなで検討工夫していくと良い事例がたくさん出てくるのでしょうね。是非、大きな成果を出して、みんなのお手本になってほしいです。

そして、G.comは、そんな試みの道具の小さな一つに成ることを夢見てガンバっていきたいと思います。