ファストリ「無駄ゼロ」道半ば(2020/2/19日経17)
デジタル活用構想から3年。次世代アパレルの究極の目的は「無駄なものをつくらない、運ばない、売らない」(柳井氏)。客も、取引先も、ユニクロも納得するビジネスモデルの構築に向け、生みの苦しみは続く、とのこと。
売れるモノを売れるだけつくるのは、商いにとって永遠のテーマですよね。そう簡単じゃないんです。需要予測の精度は重要なのでしょう。次に生産リードタイム、最後に物流ですね。
売れ残ったモノは見えます。品切れですか?と聞かれたモノも認識できます。ですが、「あぁ、売り切れか」とお客さんが勝手に諦めたモノは、どのくらいあるのでしょう?
また、100円じゃ買わないけど、99円なら売れるモノってあるのです。そして、カジュアルウェアは需要に幅があります。黒が欲しかったけど、濃紺でもOKはザラですし、ついで買いも沢山ありますよね。わざわざ買いにはこないけど、ついでだからと靴下とトランクスは買っちゃいます。
ユニクロは私の「暮らし」を劇的に変化させ、大いに貢献してくれています。理想に向かって苦しまなければならないのですか?ホントは追いかけっこを楽しんでいるんですよね。それだといいなぁ。