アジア企業にESG投資(2018/11/7日経7面)
アジアの企業に対する投資で、環境や社会問題に配慮したESGへの取り組みを判断基準とする動きが日本の金融界に広がってきた。
アジアの資金需要が旺盛になるなか、現地企業も海外の投資家を意識し経営を変え始めている。日本の大手投資家である生保などはESGを基準にした投資にカジを切っている。環境への影響が懸念される事業には投資をしないほか、対話を通じて企業の経営に参画する動きが出始めている。
2016年の世界のESG投資の残高は22.9兆ドルという。環境配慮などの意識が浸透していなければ、今後、資金を今後呼び込めなくなる、とのこと。
Environment(環境)、 Social(社会)、Governance(企業統治)を大切にしている会社に投資しましょうというのが、ESG投資です。
最初は、投資家の責任として、お金儲けが上手だからといって、ESGを大切にしていない会社に投資するのはどうでしょうか?というのが始まりだったようです。
お金の力はとても強いですから投資行動にESGの観点が含まれるのは良いことだと思います。でも、豊かな暮らしの実現には自然環境に悪いこともありますね。ヒトの暮らしを支える仕事は、社会に必要不可欠です。だからこそ、会社も知恵を絞って、責任ある事業活動をせねばならないのでしょう。
そろそろヒトにもESGを求められますね。電気は消す、ゴミは減らす、車より電車、電車より歩き、ペットボトルより水筒ですね。