台湾シェア自転車決着へ 秩序保つ「場所指定」優勢(2018/10/10日経11面)
台湾で勃発した「シェア自転車戦争」に決着が見えてきた。
決められた駐輪ポートで貸し借りする行政主導の「ユーバイク」が先行し、シンガポール発の「オーバイク」が2017年に参入して激しい争いとなった。
オーバイクは乗り捨て型の便利さを武器に一時は勢いを見せたが、迷惑駐輪の多さなどで市民の反発を浴び、ユーバイクの優勢が固まりつつある、とのこと。
「秩序が利便に勝った」というのは望ましいです。Yはだいたい「あったら便利はなくても平気」で生きています。そういう訳で「ワガママがもたらす迷惑」というのが大嫌いなのです。かといって利便も好きなのですが。。。
迷惑駐輪や放置などの自転車問題はどこの都市にもありますね。本来のシェアビジネスでは、これが小さくなる方向に働くのでしょう。
ですが、「シェア自転車」って「シェアビジネス」なのでしょうか? Yにはレンタサイクルに見えます。レンタサイクルのシェア(市場占有率)争いだとすると、自転車の総量は増加します。必然、自転車問題も大きくなりますね。
シェアは「共有」を使ってムダムリムラを取り除き、世の中全体がスッキリ良くなる仕組みであって欲しいです。