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トラックドライバーAKIRA

トラックドライバーAKIRA 第45話

剛毛:「退却じゃぁっ!!!」

 

ドドドドド・・・・

 

AKIRA:「退却しちゃった・・・。」

 

水木:「た、たしゅかった・・・。」

 

劉:「か・・・・・」

劉:「勝った・・・・!

 

~数時間後~

 

珍:「えー、それでは珍劉運送店の大勝利と、仕事の大成功を祝いまして・・・乾杯っ!」

 

 

劉:「一時はどうなるかと思ったけど、何とか無事やり遂げたな。バイトの3人もおつかれさん。」

 

AKIRA:「(え、社員じゃなくてバイトだったの・・?)はあ、お疲れ様です・・・」

 

劉:「これでまた一歩夢に近づいたよ。」

 

水木:「夢?」

 

劉:「うん。俺(おら)ぁ、この珍劉運送店を、中華一の運送会社にしたいんだ。まだバイト合わせて5人だけどな。そのためには・・どんな仕事も、がむしゃらに頑張るしかねぇんだ。」

 

劉:「あきらめたらそこで、運行終了だからなっ!」

 

劉:「まあ、何をするでもいいけど、やるんだったら手抜きだけはしないようにな。やってらんないこともあるだろうけど、一生懸命やっていれば、必ず誰かには伝わるから。頑張れよ。

 

三人:「ふぁ、ふぁいっ!」

 

珍:「・・・ところで、バイトの3人は何故、珍劉運送店に?」

 

AKIRA:「え、えーと・・。」

 

AKIRA:(古代中国にタイムスリップしたなんて言っても、信じてくれないだろうしな・・・)

 

珍:「あれっ?!」

 

ぐにゃーん。

 

!!

 

珍:「か、体がぐにゃぐにゃ!」

 

劉:「お、おいお前ら!」

 

 

三人:「うわぁぁぁああ!」

 

・・・・・

・・・・

・・・

 

 

・・・・はっ!

 

AKIRA:「ここは!?熱(あつ)っ?!

 

・・・・サウナ?!

 

げ、現代に・・・・も、戻ってきた・・・・?

 

 

・・・・

 

AKIRA:「ふ~。さんざんな目にあったけど、無事現代に戻れたみたいだな。」

 

珍一:「かなり唐突なタイミングだったけどね。」

 

PPPPP!(ピピピピピ!)

 

AKIRA:「ん?なんだ?メール?・・・・藤田コンツェルンの、ジジ・・・小暮さんからメールだ。」

 

件名;AKIRAへ

FROM:小暮

本文:こんなセミナーあるぞ。行ってみろよ。

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場所:運輸局4F会議室

 

つづく