剛毛:「退却じゃぁっ!!!」
ドドドドド・・・・
AKIRA:「退却しちゃった・・・。」
水木:「た、たしゅかった・・・。」
劉:「か・・・・・」
劉:「勝った・・・・!」
~数時間後~
珍:「えー、それでは珍劉運送店の大勝利と、仕事の大成功を祝いまして・・・乾杯っ!」
劉:「一時はどうなるかと思ったけど、何とか無事やり遂げたな。バイトの3人もおつかれさん。」
AKIRA:「(え、社員じゃなくてバイトだったの・・?)はあ、お疲れ様です・・・」
劉:「これでまた一歩夢に近づいたよ。」
水木:「夢?」
劉:「うん。俺(おら)ぁ、この珍劉運送店を、中華一の運送会社にしたいんだ。まだバイト合わせて5人だけどな。そのためには・・どんな仕事も、がむしゃらに頑張るしかねぇんだ。」
劉:「あきらめたらそこで、運行終了だからなっ!」
劉:「まあ、何をするでもいいけど、やるんだったら手抜きだけはしないようにな。やってらんないこともあるだろうけど、一生懸命やっていれば、必ず誰かには伝わるから。頑張れよ。」
三人:「ふぁ、ふぁいっ!」
珍:「・・・ところで、バイトの3人は何故、珍劉運送店に?」
AKIRA:「え、えーと・・。」
AKIRA:(古代中国にタイムスリップしたなんて言っても、信じてくれないだろうしな・・・)
珍:「あれっ?!」
ぐにゃーん。
!!
珍:「か、体がぐにゃぐにゃ!」
劉:「お、おいお前ら!」
三人:「うわぁぁぁああ!」
・・・・・
・・・・
・・・
・・・・はっ!
AKIRA:「ここは!?熱(あつ)っ?!」
・・・・サウナ?!
げ、現代に・・・・も、戻ってきた・・・・?
・・・・
AKIRA:「ふ~。さんざんな目にあったけど、無事現代に戻れたみたいだな。」
珍一:「かなり唐突なタイミングだったけどね。」
PPPPP!(ピピピピピ!)
AKIRA:「ん?なんだ?メール?・・・・藤田コンツェルンの、ジジ・・・小暮さんからメールだ。」
件名;AKIRAへ
FROM:小暮
本文:こんなセミナーあるぞ。行ってみろよ。
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【一般貨物自動車運送事業 起業セミナーのお知らせ】
日時:○月×日
場所:運輸局4F会議室
つづく