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Gのコラム 55

「ロボネコ」初の自動運転ヤマト、省人化の次を視野に(2018/4/25日経10面)

 

ヤマト運輸は、DeNAと手がける省人化配送サービスで初めての自動運転走行を神奈川県藤沢市で実験した。

 

ヤマトは無人運転を単なる人手不足対策にせず、「買い物代行」や「お取り寄せ」などの新たなサービス創出を見据える、とのこと。

 

そっちですか?人手不足が解消されても、輸配送サービスは過剰な利便を追うのでしょうか。「過疎村や高齢世帯など、買い物難民は社会問題です」というのは解らないでもないですが、それは「買い物の課題」ではないでしょう。表層的な「買い物の課題」を解決すれば、より深い根っこの問題は見え難くなりそうです。

 

蓮っ葉ねえさんや、ぽっちゃり君が、乳母車やおじいさんを追い越し、駅舎のエレベーターに乗り込む光景は異常ではなく、日常になってしまいました。

 

Yは物流クライシスの根っこを「甘えた消費者」と「下僕サービス」の「負の連鎖」にあると思っています。

 

 

AIとロボットの活躍は大いに結構なのですし、インフラが整備されれば、その高度利用を考えるのは当たり前です。「省人化の次」は大いに考えますよね。ですが、同時並行して、「負の連鎖」から脱して行きたいのです。

 

Yは適切な配送サービスのカタチは、この国を豊かにすると信じます。

 

がんばれヤマト、がんばれロボ、もっとガンバレG.com!