人手不足4割が最悪 景況感下がる業種も(2018/4/4日経5面)
人手不足が一段と深刻になっている。
日銀の発表によると、約4割の業種で人手不足の度合いを示す指標が過去最悪となった。非製造業で人手不足が深刻なのは、宿泊・飲食サービス。ほかに運輸・郵便。製造業では自動車や鉄鋼、非鉄金属などだった。
なにかとAIやロボットの話題が多い中、「10年後なくなる職」なんて見出しを良く見ますし、生活保護の受給者やニートも減ってはいないように感じます。
本当に人手不足なのでしょうか?社会の公器である企業は「雇用の創出」を高く掲げてきました。それが故に人手を割かなくても良い場所や不要なサービスが商慣習に組み込まれてしまったようにも思うのです。
かなり昔ですが、デパートのエレベーターにボタンを押す人がいる!「これ仕事なの?」といってスイス人が驚愕していました。
物流サービスには一般社会からは見えないムダが山ほどあります。
日本では「お届け」を含んで商売という慣習があります。高い買い物しているのだから届けるのは当たり前なのです。
「お届け」はオマケなので顧客からみたらタダ同然=価値の低い仕事になります。見えない相手なのですからムダは溜まり放題です。全国のドライバーの勤務時間にどれだけの「待ち」があるのでしょうか。これが解消に近づくだけで人手不足は和らぎます。
過剰サービスが大好きな日本人、もう少し実質的な利を好きにならなくてはいけないのではないでしょうか。
それが全体最適に近づく前提であるように思います。G.comはそんな新しい日本と共にありたいと願うサービスです。
がんばれ日本、がんばれG.com