「春秋」(2017/11/29日経1面)
珍しく春秋からです。江戸時代の飛脚稼業は大変だった。値下げを強要されていたり、得意先への付け届けが欠かせなかったりで、「下請けイジメ」は昔も今も。
イジメっ子は悪、でも、イジメられっ子も考えろ。
また、イジメられっ子(中小企業)に加勢(優遇措置)しようとする大人(政府・行政)も如何なものか、という話です。
真っ当な意見だと思います。イジメっ子の悪行は置いといて、イジメられっ子は何を考えないといけないのでしょうか?
「下請け根性」というものがあるのかどうか解りませんが、現実として、「お客様には適わないよね」とか、「言うコトを聞いていれば商売は続くよ」などの諦めの感情と、「気に入られればこっちのモノ」とか「これだけ尽くしているのだから仕事をもらって当然でしょ」という傲慢もありますよね。
Yも物流の実業に携わる身なので思い当たるトコロはあります。
運輸業界では正当に業務を評価してもらおうという動きが出てきています。
それは日本の産業を、日本の暮らしを、運輸力の衰えで弱体化させてはならないからです。
我ら産業の底辺に位置する物流業者は、今まで以上に、己の仕事に矜持(プライド)を持たねばならないですね。
あっちいけイジメ、ガンバレG.com!