「物流版ウーバー台頭」(8/09日経14面)
中小運送会社やベンチャー企業が、
荷主とドライバーを仲介するシェアリングサービスに相次いで参入するとのこと。
自転車で配達や、個人の依頼をつなぐサービスなどです。
「台頭」と書いてありますが、「台頭」とは、「勢力が伸び、進出すること」です。
「物流版ウーバー」が日本の物流の一翼を担っていくことは感じましたが、
「台頭」という程の力強さはありません。
法律をクリアしながら、「物流版ウーバー」を作り上げるのは、とても難しいことです。
ご本家のウーバーだって、法の定めに反することが理由に本来のモデルが展開できていないのです。
利便や安価は、消費者や利用者にとって重要ですが、
その裏返しに、安全性や健全性を失いかねないことがあります。
法規制と闘うからには、「売り手良し、買い手良し、世間良し」の「三方良し」が必要です。
ヤマト運輸は、規制と闘い、世界に誇る素晴らしい仕組み「クロネコヤマトの宅急便」を生み出しました。
凄まじい闘いであったそうですが、
ヤマト運輸に良し、一般市民にも良し、社会にも良し、の素敵な挑戦と闘いですね。
G.comの視点は、荷主や消費者にありません。
主人公はドライバーです。
ドライバーの不足の原因は、「食えない仕事」になっているからです。
G.com考え始めて4年目の夏。
まだまだ、世に台頭できそうにないですが、しっかりじっくり歩みを進めます。
ガンバレG.com、ガンバレY!