ややこしいオヤジの会(2025/7/15)
もう何年にもなります。仕事で知り合ったとてもややこしいオヤジがおりまして、このオヤジが親父なのです。息子達のチームで「一番、ややこしい親父は誰の親父か?」ということになり、選出されたのが彼と私だったのです。つまり、息子たちが同じチームメイトなのです。
変な始まりでしたが、時を重ねる毎に増殖していきます。もっぱら、彼の人脈からの増殖なのですが、異才奇才の皆様方も集ってきます。先日は、生成AIを題材にしたセミナー講師をメンバーが引き受けてくれまして、30名近くが集まりました。セミナーの後の懇親会も盛会でした。
なんやかんやと生成AIの話題は尽きない訳ですが、やはりオヤジの会はちょっと違います。「自腹課金は、ひと月どのくらいですか?」、「その内にもっと進化することは明らかで、本人に代わってAgentが主体になるというのに、今から使いこなす必要がありますか?」など、如何にも歴戦の強者的な他では言えない本音が出ます。
「我々はヒトとしての経験値があるのでAIの提案を判断できますが、生まれながらのAI世代はこの判断力をどこで鍛えるのでしょう?」などの難しい禅問答もあります。
でも、道具の進化は今に始まったコトではないのです。便利になればなる程に人と人とのつながり等の人間力が問われて来ました。オヤジ共は本能的にそれを察知しています。だからチンプンカンプンでもニコニコ笑って楽しく話すのでしょうね。
ややこしいオヤジの会、まだまだ続きます。