困惑(2025/6/30)
富士吉田で吉田のうどんを食べました。カミさんは「つけうどん並¥400」、私は「肉つけうどん並¥500」です。二人で900円!
しばらく待つと、皿に盛ったうどんと、なぜか油揚げが入った味噌汁が運ばれてきました。なぜに味噌汁?
一瞬迷ったものの、味噌汁を無視して、うどんを一本食べると味がしないのです。これ、味噌汁ではなく、つけ汁?
再び、味噌汁っぽいお椀にうどんをつけて食べて「うんうん、うまい!」。
その様子を見ていたカミさんは、ひたすら困惑。
お店の中をキョロキョロして、「つけ」を食べている人を探しますが、なぜか「かけ」打率が高くて「つけ」の人が見つかりません。
ようやくひとり、味噌汁につけてズルズル食べている人を見つけましたが、納得しきれないままに首をかしげながらの実食。
「どう?」と聞くと、「う、うん……」と歯切れが悪い返事。
味の良し悪しではなく、「わからん」という世にも奇妙な表情です。
一方、私は日本一硬いと言われる吉田のうどんを、とても美味しく吸い込みました。
それにしても、人は「これは何?」と戸惑いながら食べると、味まで迷子になるものですね。
カミさんには残念だったかもしれませんが、記憶にはしっかり残りました。
旅の食事は、こういうこともあるから楽しいのです。
次回、カミさんのために、更なる困惑うどんを探します!