木(2024/12/10)
木を観にいきました。上野の国立博物館にある「ゆりの木」です。百合は知っていますが、「ゆりの木」って知りませんでした。
アメリカ原産の樹木だそうです。この木は、ある方の思い出の木です。
それを知って、どんな佇まいなのかが気になったのです。
想像通りの立派な木でした。
博物館とほほ同じ、150年の時を刻んでいるようです。
存在感に圧倒され、大きく感じますが、高さは32mだそうです。
クジラでも、松ぼっくりでも、大きな何かはグッと迫るモノがあります。
この木はズシッとした圧を感じさせる力のある生命体です。
そして賢者の風情があります。
きっと、静かに対話をするのでしょうが、今の私には木の声は聞こえません。
ほんの短い時間でしたが、気になっていた樹がみられたので、すっきりした気持ちで博物館を巡りました。
といっても、文化・芸術とは疎遠の私です。誰よりも速く、駆けるようにザッと見ておしまいです。
国立博物館、入場1,000円、豊かな時間でした。