ゆるはい(2023/2/14)
伝三郎商会では、「ゆるはい」を世の中に浸透させるという野望があります。「ゆるはい」は、ゆる~い配送という意味です。輸配送を担うモノとしてはおかしな提言です。
輸配送は社会インフラですので、「運べない」は大変によろしくないのです。いつまでも運び続けるにはどーしたら良いのか?を考えますと、小手先の仕組みや工夫では足りないことに気がつきます。
この国に未来のトラックドライバーがいないのです。なぜなら、トラックドライバーを目指す子供達がいないからです。
だからソコから考えています。トラックドライバーが魅力ある仕事になるための仕組みや工夫が必要です。
その中の一つとして生まれたのがG.worksです。マッチングアプリに見えますが、実は、運ぶ側からみたら営業アプリです。価格をあげる交渉はボタン一つ、でも荷主からの値下げボタンはありません。利用料も荷主からだけで、運ぶ側からは取りません。
さらに共配をしやすくするように荷主を誘導します。発着の時間制約が少ない程に共同配送の成約率は高まります。これを成立させるために、ゆる~いオファーを求める仕組みがあるのです。
「ゆるはい」は荷主がつくる余裕を原資に、発着両荷主と運ぶ側の双方に合理的な利をもたらします。そして、そのことが輸配送全体の効率化の一助となっていきます。
ムダは嫌いですが、余裕はステキですね。