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ギグワーカーメーカー銘柄 大幅下落 (2022/11/19日経11)

 

料理宅配や配車サービスなど単発で仕事を受ける「ギグワーカー」の関連銘柄が大幅に下落している。

 

料理宅配の米大手ドアダッシュや英デリバル―は昨年末比で約6割下落し、日本の出前館や中国の美団も3割以上安い。ギグワーカーの待遇改善に向けた各国・地域の規制強化が影を落とし、巣ごもり需要の剥落も尾を引く。

 

新型コロナウイルス禍で飛躍してきた「ギグエコノミー」は曲がり角を迎えている、とのこと。

昔は町内に一軒は出前をしてくれる蕎麦屋や中華料理屋がありましたが、あまり頼んだことがありません。家族ぐるみのホームパーティー(単に母たちがご飯つくるのをサボった時)で、出前を取ることがありましたが、特別な幸運を感じていました。

 

今では孤食でも出前を取るそうですね。値段と数量の掛け算が小さければ物流費がのしかかります。物流費に見合う利得があると考えているのが不思議です。特殊な時期の特別な需要だったと思えば、記載の銘柄株が下落するのは不思議ではありませんね。

 

一方で、人手不足の世の中で、ギグワーカーは一つの解だと思っています。労働力を雇用もせずに抱え込むという卑怯さは嫌いですが、「自由に働く」というのは良いコトと考えます。強いギグワーカーが新しい働き方を提唱していくべきです。

 

NPO法人伝三郎商会は、強いギグワークトラックドライバーと共にありたいと願っています。