リスキリングに1兆円 首相所信表明(2022/10/04日経1)
臨時国会が召集され、岸田首相は所信表明演説に臨んだ。成長産業への労働移動を促すリスキリング(学び直し)支援に5年で1兆円を投じる計画などを打ち出した。
成長に寄与しない補助金や無駄な予算の積み増しを排し、実効性を備えた具体策と迅速な執行が必要となる。リスキリングの1兆円パッケージは就職後に改めてスキルを高めた人材が成長分野に移り、生産性を高めて賃上げにつながる好循環を狙う、とのこと。
TVでドイツでの学び直しの実例を見ました。良い事例だと感心しました。いい歳になった私でさえ、時に学び直したい、と思います。が、学び直しても私自身の生産性向上につなげる自信はありません。
政策には「確からしさ」も必要です。効果を疑う声もあるなかで、1兆円を投じると云っちゃっていいのでしょうか。同時に「寄与しない補助金や無駄な予算の積み残しを排し」と云っているのもハラハラしてしまいます。
そもそも、なぜ「学び直し」と日本語で言わないのでしょうか?リスキリング(Reskiling)はRe(=再)、+Skil(=技能)+ingってことでしょうが、カタカナで云う必要を感じないどころか、少し抵抗を感じてしまいます。
労働時間を削られるドライバーにも、良い学び直しの機会がないかを考えたいです。