三菱商事の定額制倉庫ロボ 新会社に6社資本参加(2022/7/01日経12)
三菱商事は倉庫のDX事業で物流不動産大手のプロロジスや三井不動産などと提携する。
三菱商事が設立した倉庫ロボット事業などを手掛ける新会社に、三井不など6社が資本参加する。ECが拡大するなか、倉庫内の作業などを効率化する仕組みを作り、事業拡大を目指す。
東京大学の投資事業会社の東京大学協創プラットフォーム開発、プロロジス、三井不、三菱HCキャピタル、三菱地所、三菱商事ロジスティックスの6社が資本参加する。新会社では、自動走行型倉庫ロボットのサブスクサービスや倉庫シェアリングサービスを提供する、とのこと。
物流不動産という事業は25年位前からの商売で、貸倉庫屋さんですよね。もっと実務に精通した物流に携わる会社はいろいろあるのですが、それらの会社は声をかけてもらえないのか、反応できなかったのでしょうか。
物流不動産という事業形態は外資系企業が持ち込んで来ました。その時も日本の倉庫会社は反応できませんでした。いまでは、日本勢も総合デベなど多くのプレイヤーが進出し大きな市場を形成しています。
今回のサブスクやプラットフォームが次代を牽引するかはわかりませんが、古くからの専業者が置いてけぼりになる危機感があります。常に未来を見据え、変化を厭わないという姿勢が必要なのですね。