「物流版ウーバー」上場へ 香港ゴーゴーエックス (2022/6/15日経12)
貨物運搬の仲介サービスを手がける香港のゴーゴーエックス(旧ゴーゴーバン)は香港取引所に株式上場すると発表した。同社は、「物流版ウーバー」と呼ばれ、注目を集めている。
中国本土や香港など340以上の都市で荷主と最適なドライバーを結びつける仲介サービスを展開する。2760万の登録荷主と520万人の登録ドライバーを抱える、とのこと。
ゴーゴーとカタカナで表記されると昭和の奇妙な踊りを思い出し、テックよりレトロの印象が強くなります。どれほどが機能しているのか解りませんが、520万人の登録ドライバーって凄いです。
日本のトラックドライバー80万人の6倍です。加えて、2760万の登録荷主も凄いですね。まだ、研究できていないのですが、驚くほどのTech(技術)が支えているとは思えません。
慣習にとらわれない合理主義や、お届け主義との違いなどの背景があるのでしょうが、立派な社会インフラになっているのでしょう。今後は、東南アジアにもサービスを広げるようです。
ヒトまたはモノと、トラックとのマッチングという潮流は止まらないでしょう。自動運転になったとしてもドライバーが居るか居ないかの違いであり、同じです。日本は、新潮流を拒む不合理な慣習を見直さないと輸配送弱者国になってしまいます。よく学びましょう。