ローソン「10分以内」宅配(2022/2/25日経19)
ローソンはネットスーパーのスタートアップ、OniGOと組み、注文を受けてから原則10分以内に商品を届けるサービスを月内に始める。
在宅定着によるネットスーパーの普及に伴い、企業の競争軸が品ぞろえや価格から配達スピードへと移ってきた。
ネットスーパーの市場規模は2022年に3550億円と、コロナ禍前の19年の5割増となる見込みだ、とのこと。
高齢者などの買い物難民に向け、社会インフラとして宅配が高度化するのは意味があるのだと思いますが、この国で便利な都心に居ながら即配のサービスを受けたいというのは、どういう消費者なのか、今一つ、想像ができません。
私の場合、麻婆豆腐を作っていて、「しもた!山椒を使い切ってた」という時ぐらいでしょうか。それって年に1回もないのですが。即配達を要する場面が想像できない程に一般消費者と私の意識はかけ離れているのでしょうか。
食料品は良品の品ぞろえが豊富なお店で自分の目で選んだモノが買いたいです。それに割高の料金も気になります。重たいモノや坂道が多いなどの環境の違いがあったとしても、配達スピードを求めなくても良いのでは?と思ってしまいます。
この感覚のズレは、私の感覚が老いたということなのでしょうか。それとも日本人はモノグサになってきたのでしょうか。