自動運転タクシー中国で10都市に(2022/2/22日経15)
中国で自動運転タクシーの取り組みが広がっている。2021年末時点で公道での試験サービスを実施しているのは北京市や上海市など10都市にのぼる。有料での実施を認可する例も出始め、特定の条件下で運転を完全自動化する「レベル4」の実用化に向けたルール作りが各地で進んでいる。どの都市でも運行は特定の地域に限り、原則として運転席に「安全員」が座って安全を確保する。「積極的に商業化が検討されているが、本当に事業としての運営を実現するまではなお大きな距離がある」、とのこと。
私の働く街でも自動宅配ロボの実験が始まっています。のたのたと進むロボの後ろに監視委員が付き添って歩いているのが「はじめてのお使い」みたいで微笑ましいです。さて何年後に自動運転や自動宅配が日常になるのでしょうか。
自動運転は運輸業の世界を変えるでしょう。ヒトが運ぶ運輸と自動運転&ロボの運輸は棲み分けが出来るでしょうか。これからどうなっていくのかを想像することは、運輸業者の存亡の課題となりましょう。時代の流れに沿った柔軟な変化が求められます。
我らは産業を支えるインフラ事業者です。不安も感じますが、まだまだ時間はあります。自動運転やロボと共存する未来の物流を楽しく考えていきましょう。