独大手メトロ、日本から撤退 外資系流通 商慣習に惨敗(2021/9/1日経2)
独流通大手のメトロが10月末までに日本から徹底する。世界の流通大手のほとんどが日本で成功していない。日本の流通企業が外資を撃退したからといって、安泰ではない。
消費者のきめ細かいニーズと地域性に根ざしていることは強みだが、人口減とともに成長の余地は限られてくる。しかも国内の消費者に過剰なほど適応したことで、グローバル市場で競える経営力は乏しい。ネット消費の成長も無視できない。さらなる価格競争力とオリジナリティーあふれる商品力を備えられるか。あるいは新たなライフスタイルを提示できるか。暗黒大陸に安住しない経営姿勢が重要になる、とのこと。
外国に行くと市場や商店、スーパーマーケットを見に行きます。その地域ならではの見たこともない商品や暮らしぶりがうかがえて楽しいです。商店は、暮らしに沿って在るのが理想ですよね。
効率を求めることが安価を実現するのでしょうが、安さだけでは人は集まらないです。一方で、お店が地域の暮らしを彩るコトもありますよね。私の住む町には、おいしい鳥肉屋さんがあり、鶏肉の鍋が一家団欒の味です。
コンビニは便利ですが、楽しくないです。薬局は多すぎて、どこに何を買いにいけばいいのか迷います。ネット通販は物流の負荷が大きすぎると尻込みします。時間をかけて市民に愛されてきたお店が、これからも残っていって欲しいです。そういう豊かさに心が安らぎます。