ESG「インパクト」重視に 投資の貢献度を測定・開示(2021/8/18日経9)
ESG投資の中で、投資先の企業を通じた環境や社会への貢献度を測定・開示する「インパクト投資」が広がっている。2020年の運用残高は前年比4割伸びた。
名ばかりで内実を伴わないESG投資が問題視されるようになり、非営利の財団による投資から始まった手法が、年金など一般の機関投資家にも浸透してきた、とのこと。
なんだか、とても良いことをしている気分になりたいのでしょうか。一般個人ですと購入代金の一部がチャリティにまわる商品を購入する気分なのでしょうか?そもそも上場している企業の活動は、ESGに適うと思いますが、程度の差が、いろいろあるのでしょうか。
上場会社は、何某か、社会の機能を果たしているでしょうし、環境を疎かにする事業を目指す訳もありません。ESG関連で、S(社会)やG(企業統治)は前面に出て来ません。殆どが、E(環境)=地球環境の保護への貢献を指しますが、環境を損なう事業が悪という訳でもないです。
ヒトの暮らしを維持するには、環境負荷との折り合いをつけながら進めねばなりません。階段を使わずEVで移動して、冷房の効いた事務所で朝から晩までPCをイジくっている人達が、企業のESG貢献度を測定するのが不思議な感じがします。我々は地球環境も大事ですが、目の前の運ぶ仕事を大切にしたいと思います。