交通弱者の新しい「足」に (2021/05/19日経31)
バスやタクシーの縮小・撤退が増える千葉県内の交通空白地帯で、交通弱者の生活の足を確保・向上させる取り組みが活発になっている。従来と比べて安価に、早く目的の場所へ移動できる例もあり、利用者は少しずつ増えそうだ。これまで住民の足を担ってきた地元の交通事業者にとっては脅威となりかねないだけに、定着には共存に向けた議論が不可欠になる。鴨川市は、市民の40%ほどが65歳以上の高齢者。乗り合い車両「チョイソコ」の運行エリアは山間部に住宅が点在し、生活には車は不可欠だ。自分で運転できない高齢者らは移動手段が限られていた、とのこと。
理想を言えば、年老いても元気に歩き回り、車も、バイクも、飛行機も乗り回せるスーパージジイでありたいです。その次に、暮らしをサポートしてくれる家族がいることでしょうか。街の真ん中に住むという手段もありますね。でも、そのどれも叶わなかったら、どうしましょ。電動キックボードなどのルールをめぐって道路交通法も変化が求められています。この機に乗じて、年老いても、お出かけが楽しくなる自動車と電動車いすの間のような新しい乗りモノが欲しいです。いつまでも移動の自由は欲しいですよね。そして、ご長寿だけでなく、お達者ですね。