世界 今年6.0%成長へ 過熱に警戒感も (2021/04/07日経1)
IMFは世界経済の見通しで2021年の成長率見通しを6.0%とし、前回から0.5㌽引き上げた。一時的な景気過熱を指摘する声も出るなか、世界は急回復する景気の勢いを御しながら、成長の持続力を高める政策へ軸足を移す難しい局面に入った、とのこと。
「成長」なのでしょうか?「成長」というのは喜ばしい響きを持っているのですが、この記事が伝える「成長」には怖さも同居していますね。私の五感が伝えるコロナ禍は、「成長」ではなく「萎縮」です。人類の英知は、「萎縮」が酷いことを招かないように、お金の蛇口を開け放し、無理矢理に「膨張」させることで「成長」を得るというのでしょうか。もちろん、「萎縮」より「成長」が好ましいです。でも、後に破裂が待っている「膨張」なら、私は大人しく「萎縮」でガマンです。世の中が大きく変わりそうです。ここらで我らの価値観にも変化の必要を感じます。
コロナを理由にさぼりはしません。むしろ、一所懸命です。己の使命を全うすべく、全力を尽くし、目の前の人を、家族を、会社をしっかり守ります。そうやって生きることを「幸せ」と呼び、小さいながらも多くの人の「幸せ」が綿々と続くことを社会の「豊かさ」と呼びたいです。悪環境下の好景気、翻弄されないよう、しっかりと見て立ちましょう。