国内フリーランス1670万人 1年で57%増 (2021/03/31日経15)
国内のフリーランス人口が約1670万人になったとの調査をまとめた。コロナ禍による失業の増加や雇用不安の高まりで、インターネット経由で単発の仕事を請け負う「ギグワーカー」になった人が多い。従来ピークだった18年(1151万人)を大きく上回り、15年の調査開始以来、初めて労働力人口に占める比率が2割を超えた。
ウーバーイーツの料理宅配員のようなギグワーカーになる人が増えた。資料作成や翻訳などの事務作業をネット経由で請け負うクラウドソーシングサービスなどでも主婦層の就業が増えた、とのこと。
諸外国でもギグワーカーは増えており、その比率は、日本を超える国も少なくないようです。社会保障や税金の徴収など、企業に依存した社会システムが多い日本では、これらの対策対応に課題があるようです。2割もの人がフリーランスとして働く社会を誰が想定していたでしょう。社会の仕組みも変わっていかねばならないのですね。
事業活動の根底には、キチンとやってもらえるという信用が欠かせませんが、これを会社という看板が補ってきたのでしょう。看板を信じてフリーランスにサービスを求めるという仕組みは紆余曲折しながらも定着するのでしょうね。
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