マンション内配達ロボ(2021/03/24日経15)
日本郵便は千葉県のマンション内で自動走行ロボットを活用した実証実験を実施した。マンション内部1階に設置したロボットが配達員の指示でオートロックを解除し、配達員が積み込んだ荷物を自動で配達。安全性を検証し、2023年度の実用化を目指す。あらかじめマンションの地図を読み込んでいるロボットは障害物を避けて自動走行していた、とのこと。
この記事だけでは解らないのですが、玄関前まで到着したロボは受取人にLINEでパスワードを送り、安全に受領するとのことです。お留守だったら、一度マンション内の待機場所まで戻って、連絡のあるのを待つそうです。エレベーターも、ちゃんと待って乗るそうですよ。この先、もっと便利になっていくのでしょう。マンションに求められる装置も変わってきそうです。各玄関前での置き配や、専用受け取り口への投函なども可能になっていくのでしょう。
この先、地下共同溝を行くモグラロボなどが出てくれば、戸建て住宅にも安全に宅配できますね。これらの配送インフラが整えば、ますます電子商取引が便利になっていきます。品揃えが豊富なリアル店舗の魅力に抗えないところもありますが、暮らし上手な人たちは、さまざまな買い物の仕方を取り入れながら、楽しい暮らしになっていくのですね。運ぶ仕事がどんどん進化していく中で、我らの仕事はどう変わっていくのでしょう。
絶滅危惧種にならないように価値ある「運ぶ」をつくっていきたいです。