医師・看護師を一元把握 国家資格者 緊急時に備え(2021/01/20日経1)
政府は医師や看護師の住所や資格情報を一元的に把握する。現在は離職の届け出義務がなく、緊急時に協力を依頼する正確なリストがない。新型コロナウイルス禍では各地で医療従事者が不足して病床の確保が難しくなっている。反省を踏まえてマイナンバーで管理する仕組みをつくり、将来に他の感染症が拡大した時に備える。
政府は助産師や介護福祉士、保育士など30近くの資格でも連携を検討する、とのこと。
医療に従事者する皆さんの大変な努力や献身に頭が下がる思いをしているこの時期ですから、緊急時に呼び出されるのも大変だなぁ、と思ってしまいますが、これは全国民が、国家資格に関らず、緊急時に役に立つ資格や技能を登録しておくのが理想的ですね。災害時には、大型車両や大型特殊車両の運転者も重宝すると思います。
これらのスキルや経験値が把握できると災害時のボランティアも無駄なく働ける可能性が広がります。広く全てに構えることも必要ですが、これからの超高齢化社会を前提にしますと、有事には全国から必要な人材を必要なだけサッと集められるような社会が望ましいです。
適材適所の働き方は伝三郎商会の目指すところです。仕事と労働のマッチングで優しい社会が出来ると良いですね。