英EU、物流滞る懸念(2020/11/25日経2)
英・EUの通商交渉が大詰めを迎えた。自由貿易協定(FTA)締結に向けてギリギリの折衝が続くが、仮に合意できたとしても2021年1月から英国とEUの間には通関作業が発生し、物流の混乱が予想される。
準備状況に遅れも目立つ中、企業は交渉の行方を見守っている、とのこと。
英仏の間のドーバー海峡。英国側のドーバー港には1日1万台のトラックが通るらしいです。いままで必要なかった通関作業がここで発生することになります。
FTAが締結されれば関税はゼロのままなのに、滑らかな物の流れにはボトルネックができるようです。記事では、英国の対応や準備の不足や遅れについて記載があります。どうもBrexit(ブリグジット=英国のEU離脱)というのは、おっちょこちょい感がありますね。
対岸でのフランスでは着々と準備が進んでいるようです。その昔、家出したけど、物置小屋にいて、おやつをもらいに来る子供の本を読みましたが、その子を思い出してしまいます。
英国の人たちも現状の不満を投票で表現してしまっただけで、ホントは折角まとまったEUを出るべきではないと思っているのでしょうね。物や情報の停滞がステキな国を廃れさすのだったら、過ちを改めてられないのでしょうか。