ロボ配送、公道で実験 仕組み作りへ前進(2020/8/19日経1)
ヤマトHDや日本郵便などは9月以降、首都圏各地でロボットが公道を走り配送する実証実験を始める。
人との接触を避けて新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐ。ロボットによる自動配送の仕組みが前進する。米中では、無人で配送する仕組みが広まりつつあるが、日本は仕組みづくりなどで出遅れている。
政府は、実験を経て規制緩和を急ぐ。物流会社以外にコンビニエンスストアやガソリンスタンドといった様々な企業が参加し、年内いっぱい実験を続ける見通しだ、とのこと。
実験ですから失敗はつきものです。解決できる小さな失敗であって欲しいですね。
ロボ配送が広まれば道路も都市も変わっていきます。「一つ一つを積み上げ、検証を繰り返しながら」というやり方に加え、縦割りという個別最適化を目指す従来の仕組みでは、時間がかかってしょうがない上に「誰がこんなモン望んでいる?」というヘンテコな結果を生みかねません。
最終的にどうなりたいかの絵姿を書き上げ、そのゴールに向い、みんなの英知を結集して進んで欲しいですね。
配送は地域的なモノです。Globalを意識し過ぎても良くないでしょうね。合理的で簡素であれば、自ずと世界で通用します。恐れず、力まずに実験が進みますように。