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売り方改革「D2C」3 「もうさばき切れない」(2020/8/5日経2)

 

緊急事態宣言を出した4月7日。ネットショップの開設を支援するビジネスモデルで「和製ショッピファイ」とも呼ばれるBASE創業者の日常は、この日を境に大きく変わった。

 

「もう、さばき切れません」。オンライン店の取引がピークを迎える毎日午後7時すぎ。ビジネスチャット「スラック」で悲鳴が上がる。BASEの仕組みを使うネット店舗の4月の流通総額は3月の2倍に。

リアルでの休業を余儀なくされた店舗が次々とネットになだれ込んだ、とのこと。

 

 

D2Cとは、Direct to Consumerの略語です。中間業者を介さず、サイトの中だけに店舗を持ち、SNSでマーケティングする仕組みです。配達以外は、電脳の中にある商売です。

 

お店も要らない、店員も不要、中間業者もなしですから、儲けか、値引きシロが大きくなります。残念ながら配送費は上らないでしょうね。

 

誰もが知っている商品であれば、電脳で商流、宅配で物流、で完結します。誰もが知らない商品の商流を成立させるのは難しいのでしょうね。

 

それにしても、売買が成立した後は物流が必要です。手元に届かないモノを買う人はいないです。物流に求められるのは、安く、早く、遠くまで(どこにでも)ということでしょうが、人間とトラックで賄うのは、そろそろ限界ですね。

 

ロボットやドローンが来るのでしょうか?でも、その前に工夫で解決できるコトがまだあると思います。