少し高くてもよい 電子書籍・宅配 便利さ注目 支出増加(2020/7/22日経5)
新型コロナウイルスの影響でモノやサービスの値段に変化が出ている。スーツやホテルなど外出に関連した消費の価格は下落した。巣ごもりに焦点を当てた新たなサービスは価格が高くても人気を集める。
ウーバーイーツの平均利用者数は4月上旬からほぼ倍増した。「在宅勤務の合間に注文できて便利。外食が減ったので少しくらい高くてもよい」と話す。ネット通販も利用が増えている。
楽天市場の利用者数は10%、アマゾンも6%増加した、とのこと。
生活がガラリと変わった人も多いですよね。要るモノ、要らないモノは当然に変わるのでしょう。
でも利便だけを求めて流れるのは残念です。私は、とても不便な思いをしながらですが、ご飯をつくるのが楽しいです。自分で作ったモノはなぜか美味しいのです。
巣ごもり需要が増せば、物流の負荷が上がります。在宅率が高いので再配達の負荷は小さくなっているようですが、段ボールを含む家庭ゴミの増加などの静脈物流も変わってきます。
動脈の終点で静脈の起点となる家庭における「受け渡し」には、今後ますますの進化が必要となりましょう。置き配や館内物流の新しい仕組みなどを考えていきたいです。利便と負荷軽減のバランスは個々人においても再定義が必要でしょうね。