75歳以上に実車試験 22年メド 免許更新の基準 焦点(2020/3/4日経38)
道路交通法の改正案が閣議決定された。75歳以上で一定の交通違反をした人に免許更新時の運転技能検査(実車試験)を課す。実車試験の対象はスピード違反、信号無視などの違反歴や事故歴がある人を想定。
75歳以上の更新者全体の1割以下とみている。18年に75歳以上で免許の手続きをした人は約200万人で、年間の受験者は10万人を超える可能性がある、とのこと。
75歳でも異常に元気な人っておられますよね。車を運転している高齢者は必要に応じて運転している訳ですから、免許返納だけが答えではないと思います。
また、老齢者用の軽車両の乗車・運転にも免許は必要な訳でして、今後ますます増える便利な移動手段(スマートモビリティー)の進化を考えますと運転免許は手放してはならないように思います。
自動運転も進化しますし、いずれ、自動車事故が極端に少ない世界がやってきますよね。だから、安全運転で違反や事故をせず、運転免許をしっかり更新していくことも大事な観点だと思います。
反射神経や運動機能だけでなく、道路交通法の知識も更新しないといけません。便利を享受するには、相応の負担がありますよね。超高齢社会になっていく日本では、「昔取った杵柄」が昔過ぎて。。。実態に即した更新は安全な社会のために不可欠です。